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北欧テイストの外構工事 〜自然と暮らしが調和する心地よい庭空間〜

はじめに

近年、日本でもライフスタイルの多様化に伴い、自宅のデザインや居住空間へのこだわりがより高まっています。その中でも、北欧テイストは家具やインテリアだけでなく、家の外回りをデザインする外構工事の分野でも注目を集めています。

の顔ともいえる外構部分は、訪れる人の第一印象を決める大切な場所であり、また住む人にとっても帰宅したときの安心感や、季節の移ろいを感じる憩いの空間です。そんな外構を自然と調和し、シンプルで温もりのある北欧デザインにまとめることで、暮らしがさらに豊かになります。

本コラムでは、北欧テイストの特徴や魅力、外構デザインの具体的なポイント、日本の住宅事情に合わせた工夫、さらに実際の施工事例なども交えて、じっくりと解説いたします。これから新築やリフォームを検討している方、外構のデザインでお悩みの方にぜひ参考にしていただきたい内容です。

北欧デザインの特徴と考え方

まず「北欧デザイン」とは何か、改めて整理してみましょう。北欧(スカンジナビア)諸国は、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなどを指します。これらの国々は長く厳しい冬と短い夏という気候の中で、「住まい」を大切にし、家の中や庭先で心地よく過ごす文化が根付いています。

北欧デザインの特徴は以下の点に集約されます。

  • 自然素材を活かす
  • シンプルで無駄のない造形
  • 機能的で暮らしに寄り添うデザイン
  • アースカラーを基調とした配色
  • 光と自然を効果的に取り入れる工夫

特に外構工事においては、自然との共生を意識し、庭や外構のデザインも家と周囲の環境をつなぐ大切な役割を果たしています。

北欧テイストの外構工事の魅力

四季を楽しむ庭づくり

北欧の庭は、四季の移ろいを楽しむことを大切にしています。春には新芽が芽吹き、夏には緑が生い茂り、秋には紅葉し、冬には雪化粧を纏う。日本もまた四季が豊かな国ですので、この考え方は非常に相性が良いと言えます。

庭の中心にはシンボルツリーを植え、その周りを芝生や低木、草花で彩ることで、季節の変化を肌で感じることができます。例えばオリーブの木は常緑で一年を通して楽しめ、ユーカリやシマトネリコも人気。足元にはタイムやセダム、ローズマリーといったグランドカバーを植えると香りも楽しめ、庭全体に癒しの空間が広がります。

ナチュラル素材の温もり

北欧デザインの外構は、木材・天然石・レンガ・鉄など、自然の素材を生かした施工が多いのが特徴。人工的なものよりも、年月とともに風合いが変化する素材を大切にします。

例えばウッドフェンスは、ハードウッドのイタウバやウリンなど耐久性の高い素材を用い、オイルステインで好みの色に仕上げます。石畳のアプローチも、乱形石を敷き詰めることで、手作り感と温かみが生まれます。天然素材は経年劣化も味わいと捉え、時とともに変化する景色を楽しむのも北欧流です。

機能性とデザイン性を両立

北欧デザインでは、美しさと使いやすさのバランスを重視します。外構もデザイン優先になりすぎず、日常生活での動線やメンテナンス性を考えた設計が求められます。

例えばアプローチの動線は直線よりも曲線にすることで、動きにリズムが生まれ、来訪者の足取りを緩やかにします。また玄関ポーチや駐車スペースとのつながりも考慮し、水はけの良い素材や滑りにくい石材を選ぶなど、細かな配慮も北欧スタイルの魅力です。

北欧テイストの外構を実現する具体的なポイント

アプローチのデザイン

玄関までのアプローチは、家の第一印象を決める大切な部分。北欧スタイルなら、乱形石やレンガ敷き、枕木を使ってナチュラルな小道を演出しましょう。石の間にはタイムなどのハーブを植え込むと、歩くたびに香りが立ち、癒しの空間になります。

色はベージュ、グレー、ブラウン系のアースカラーで統一し、過度な装飾は避け、自然に馴染むデザインを意識します。

ウッドフェンスとゲート

木製のフェンスは北欧スタイルに欠かせない要素。板張りのウッドフェンスを設置し、程よい目隠し効果と開放感を両立させます。デザインも横張り・縦格子・ランダム張りなどで印象が変わるので、好みに合わせて選べます。

ウッドゲートは、シンプルな造りでナチュラルな風合いのものを。オイルステインで塗装する際も、木目が透けるナチュラルカラーが北欧らしさを引き立てます。

屋外照明の活用

北欧では冬の夜が長いため、ライティング計画も非常に重視されています。日本の外構でも、アプローチライト、門灯、庭のスポットライトを適所に設置し、温かみのある電球色のLEDを選ぶと、優しい光に包まれた心地よい空間に。

特にシンボルツリーのライトアップは、夜の庭を幻想的に演出し、昼と夜で異なる表情を楽しむことができます。

ローメンテナンスの植栽計画

日本の住宅地では、手入れが大変な植栽は敬遠されがち。そこで北欧スタイルに合うローメンテナンス樹種を選びましょう。オリーブやユーカリ、シマトネリコは丈夫で管理しやすく、外構のアクセントに最適。

低木にはローズマリーやラベンダー、グランドカバーにはセダムやタイムを選ぶと、四季折々の香りや花を楽しめます。

日本の風土と北欧デザインの調和

北欧スタイルを日本の住宅に取り入れる際は、気候や土地柄の違いも考慮する必要があります。特に台風や梅雨による湿気、夏の高温多湿に強い素材を選び、防腐・防虫処理を施すことで長く美しさを保てます。

例えばウッドフェンスやデッキには、ウリン、イペ、セランガンバツなどのハードウッド材が適しており、10年以上の耐久性を持ちます。石材も水はけの良い乱形石を採用し、雨水の排水計画をしっかり行うことで、快適な北欧ガーデンが実現します。

まとめ

北欧テイストの外構工事は、自然素材を活かし、シンプルで機能的なデザインが魅力。自然と暮らしが調和した空間は、日々の暮らしに安らぎと豊かさをもたらしてくれます。

気候や敷地条件を考慮した工夫を加えることで、日本の住宅事情にも無理なく取り入れることが可能。自宅の外構を計画する際には、北欧スタイルを選択肢のひとつとしてぜひ検討してみてください。

自然と共に暮らす北欧の考え方を取り入れることで、家族の時間がより心地よく、豊かなものになるはずです。

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